Techweekでは、Okouを使って人探しを自動化するデモを、数え切れないほど行いました。自分でも試せるよう、ここに手順をまとめます。
今回はクリエイターとの提携キャンペーンを例にします。Okouにキャンペーンの背景を伝え、適したクリエイターを探し、連絡とフォローアップを1つのGoogleスプレッドシートで管理します。
ステップ1:誰を探し、その後何をしたいかを決める
必要な人と、探す理由をOkouに伝えます。今回探すのは、マーケター向けにAIの使い方を教えているクリエイターです。スポンサー付きチュートリアルの制作を相談したいと考えています。
同じ方法は、ほかの場面にも使えます。
| 場面 | 探す相手 | 目指す結果 |
|---|---|---|
| 営業開拓 | 購入担当者や意思決定者 | 見込みのある商談 |
| 採用 | 候補者、フリーランス、専門人材 | 初回面談 |
| クリエイターとの提携 | クリエイター、ニュースレター執筆者、ポッドキャストのホスト | 協業の相談 |
| 専門家への調査 | 現場経験のある実務家 | 調査インタビュー |
| イベント | 登壇者、パネリスト、ワークショップ講師 | 招待への承諾 |
| 資金調達・助言 | 投資家、アドバイザー、メンター | 適切な相手への紹介 |
| 職業上の人物確認 | 会社、プロジェクト、出版物を通じて知った人 | 確認済みのプロフィール |
必須条件と希望条件を分けます。最近の関連実績は必須でも、過去のスポンサー案件は加点要素でよいかもしれません。
マーケティングチーム向けAI製品のクリエイター提携キャンペーンを企画しています。目標は初回の打ち合わせ5件です。実践的なAIワークフローのチュートリアルを英語で発信するクリエイターを探すため、検索条件をまとめてください。最近の関連実績を必須とし、ブランドとの提携経験は希望条件にしてください。曖昧な条件も指摘してください。
ステップ2:キャンペーンの基準となる情報をまとめる
承認済みの背景資料を、NotionページやGoogle Driveの索引など、1つのリンクにまとめます。Okouが説明内容や提示できる条件を確認するための基準になります。
| 資料 | Okouが参照する内容 |
|---|---|
| ブランドガイドライン | ポジショニング、対象層、語調、承認済みの訴求、素材 |
| 料金とプラン | 製品価格、請求条件、割引ルール |
| 提携オファー | 形式、報酬、納品物、利用権 |
| キャンペーン概要 | 目標、選定基準、予算、日程、成功指標 |
| 承認済みテンプレート | 初回連絡、フォローアップ、概要書、提案書、契約書 |
各資料に担当者、バージョン、承認状況、適用日を記載し、どの話題でどの資料を優先するか明確にします。
このキャンペーンでは[資料ハブのリンク]を基準にしてください。対象者像、承認済みのメッセージ、提携条件、不足情報を要約し、矛盾や未承認の条件を指摘してください。内部予算や契約文を公開検索のクエリに含めないでください。
デモでは、5つの参照セクションを含む背景ファイルをアップロードしました。製品のサブスクリプション価格は料金セクション、クリエイターへの報酬は提携オファーを参照します。記載のない利用権は未確認のまま残します。
Okouステージング環境:アップロードした背景ファイルで、話題ごとの参照元を明示しています。キャンペーン資料はデモ用です。
保存するワークフローの指示に資料ハブのリンクを入れます。各相手に共有したオファーのバージョンも記録し、その後の変更で以前の約束が上書きされないようにします。
ステップ3:候補者を探し、適している理由を確認する
丁寧に確認できる少人数から始め、すべての候補に根拠を求めます。
マーケター向けの実践的なAIワークフローを英語で解説しているクリエイターを、最大15人探してください。過去90日以内の関連事例が2件あることを条件にします。プロフィール、作品のリンクと公開日、適している理由、未確認事項を含めてください。根拠が足りなければ人数を減らしてください。
元の作品と公開日を確認します。関連するチュートリアルがあればテーマの適合性は分かりますが、視聴者構成、元の言語、対応可能な時期は別途確認が必要です。
具体的なフィードバックで検索を調整します。
自分の事例を使って一連のワークフローを見せる、独立したクリエイターを優先してください。AIニュース中心のアカウントは優先度を下げてください。変更点を説明し、必要なら候補を追加してください。
デモの最初の検索では8人が見つかり、その多くは講座の講師でした。次に、自分のチャンネルと独自のチュートリアルを持つ独立系クリエイターを6人探すよう依頼したところ、3人が見つかりました。発見に使ったリンクのうち2つは古いゲスト出演だったため、本人のサイトと現在のチャンネルをたどりました。
| 候補者 | 確認した根拠と未確認事項 |
|---|---|
| Mark Kashef | 公式サイトから本人のチャンネルに移動できます。2026年10月17日のAIワークスペース整理ガイドと、10月7日の意思決定ツール比較を確認しました。マーケターの視聴者比率、元の言語、対応可能な時期は未確認です。 |
| Mike Russell | Creator MagicからAIチャンネルに移動できます。2026年10月16日のスポンサー調査の実演と、9月30日の公開ウェブ調査のデモを確認しました。視聴者構成と商業面での適合性は確認が必要です。 |
| Vivek Mishra | 2026年10月19日のAIと自動化の講座と、10月16日のAIワークフローのマスタークラスを確認しました。英語での解説か、マーケター向けの内容かは確認が必要です。 |
各チャンネルの最近の投稿6件と、一部の文字起こしを確認しました。翻訳字幕だけでは元の話し言葉は確認できません。キャンペーン条件やメール例は説明用であり、誰にも連絡していません。
Okouステージング環境:出典付きのプロフィール3件と未確認事項。すべてResearchingの状態です。
根拠を確認してから、候補リストに残す人を決めます。
ステップ4:Google Sheetsで1つの管理表を設計する
スプレッドシートを作り、Creator trackerというシートを1つだけ用意します。1人につき1行を使い、適している理由と次の行動を記録します。
次の見出しを1行目にコピーしてください。
| 列 | 見出し | 記入する内容 |
|---|---|---|
| A | 氏名 | 仕事上で使っている名前。 |
| B | プロフィール | 公式サイト、職業プロフィール、本人のチャンネルのURL。 |
| C | 適合性と根拠 | 適している理由、関連作品のリンク、未確認事項。 |
| D | 連絡先 | 確認済みの業務用メールアドレスか公開連絡ページ。不明なら空欄。 |
| E | ステータス | Researching、Shortlisted、Draft ready、Contacted、Replied、Meeting booked、Paused、Closed。 |
| F | 最終連絡日 | 送信を確認できた直近のメッセージの日付。 |
| G | 次回フォローアップ | 次に確認する日。初回送信前は空欄。 |
| H | 次の行動 | 「メディアキットを確認」「初回メール案を確認」など。 |
| I | 担当者 | 会話を担当するチームメンバー。 |
| J | 背景情報と会話 | 資料索引、オファーのバージョン、会話、提案書・契約書のリンク。 |
「Creator partnership tracker」というGoogleスプレッドシートに「Creator tracker」というシートを1つ作り、上の10列を使ってください。調査済みのクリエイター3人をResearchingとして追加してください。未確認の連絡先と連絡日は空欄にし、見出し行の固定、フィルタ、長文の折り返し、ステータスのプルダウンを設定してください。
手作業なら、見出しを1行目に貼り付けて同じ設定を適用します。日付の2列はyyyy-mm-dd形式にします。複数のキャンペーンをまとめて管理する場合にだけ、キャンペーン列を追加してください。
この3人については、視聴者との適合性と元の言語を確認することが次の行動です。Draft readyは下書きがある状態、Contactedは送信確認済み、Meeting bookedは面談確定済みを意味します。
プロフィールURLで重複を確認し、会話が進むたびに既存の行を更新します。
ステップ5:同じ表をダッシュボードとして使う
フィルタ表示で、対応が必要な項目を把握します。
| 表示 | 使い方 |
|---|---|
| 未完了の調査 | Researchingで絞り込み、次の行動を確認。 |
| 確認待ちの下書き | Draft readyで絞り込み、関連する会話を開く。 |
| 期限が来たフォローアップ | 連絡済みで対応中の記録から、期日が今日以前のものを確認。空欄は除外。 |
| 対応が必要な返信 | Repliedで絞り込み、次の行動を進める。 |
| 面談と結果 | 確認したい確定済みの結果で絞り込む。 |
チーム用のフィルタ表示を保存するか、担当者で絞り込んで自分の作業リストにします。
この管理表を確認してください。未完了の調査、確認待ちの下書き、期限が来たフォローアップを担当者別にまとめ、各行へのリンクを付けてください。確認済みの活動だけを使ってください。
デモには調査済みプロフィールが3件あり、確認済みの連絡は0件です。そのため連絡日は空欄のままです。新しい要約を頼む前に、表を更新します。
返信率を追加するなら、同じキャンペーン対象群・集計期間の「実際に連絡した人数」に対する「実質的な返信をした人数」の割合にします。下書きと自動返信は除外します。連絡が0件なら返信率は適用できません。
ステップ6:相手の作品と承認済み情報を使って連絡文を作る
クリエイターの具体的な作品を承認済みのオファーに結び付け、明確な依頼を1つ伝えます。
候補リストの各クリエイターに送る初回メールを作成してください。確認済みの作品を1つ取り上げ、キャンペーンとのつながりを説明してください。承認済みのオファーとブランドの語調を使い、概要を見てもらえるか尋ねてください。不足する条件を示し、確認用のGmail下書きを作成してください。
最初のメールは、例えばこんな形です。
[氏名]様
[確認済みのテーマ]のチュートリアル、特に[具体的な点]が印象に残りました。私たちは[関連する業務]に取り組むマーケター向けに[承認済みの協業形式]を企画しており、あなたのアプローチが合いそうだと感じています。
概要をご覧いただけますか?普段の制作形式や対応可能な時期についても伺えればと思います。
Mike Russellの例では、スポンサー調査の実演を、調査と管理表を扱うキャンペーンについて相談するきっかけにしています。適合性と対応可能な時期は、本人の確認が必要です。
Okouステージング環境:会話、下書きカード、メールパネル。Jordanとexample.comの架空データを使っています。このUIデモではGmail下書きの作成も送信も行っていません。
Okouのメールパネルで下書きを開き、宛先、件名、本文、添付を確認します。同じ未送信の下書きを維持したまま会話で修正を依頼し、準備ができたらSendを押します。表と次回フォローアップ日は、送信確認後に更新します。
確認済みの公開業務連絡先、または利用許可のある情報を使います。人物検索そのものにメールアドレスや電話番号の補完機能はありません。
ステップ7:会話の状況に合わせてフォローアップする
この例では、返信がなければ4営業日後に連絡し、さらに7営業日後にもう一度連絡します。2回で終了し、相手から希望された時期を優先します。
下書きを作る前に、最新の会話を確認します。
| 状況 | 次の行動 |
|---|---|
| 返信がなく、フォローアップ期日が来た | 役立つ情報や、より明確な依頼を添えた短いメールを用意。 |
| 興味がある | 概要を共有するか、打ち合わせを設定。 |
| 料金、範囲、権利について質問がある | 承認済み資料から回答し、未確定の条件を示す。 |
| 断られた、または連絡停止を希望 | 記録を終了し、フォローアップを止める。 |
| 後日の連絡を希望 | 日付を記録し、その日まで保留。 |
すべての詳細を自分で把握している必要はありません。機能、料金、相手のワークフローへの適用について聞かれたら、Okouに調べて返信を用意してもらえます。
相手からの質問は[質問]です。製品ドキュメント、承認済みキャンペーン資料、過去の会話から答えを探してください。必要なら追加調査を行い、出典付きの返信案を作成してください。確認できない事項や私の判断が必要なことは質問してください。
ほかのフォローアップ対象には、次のように依頼できます。
この表でフォローアップ期日が来た相手の最新の会話を確認してください。返信がなければ短いメールを作成し、返信があれば要約して次の行動を提案してください。返信、辞退、または確認済みフォローアップ2回をもって、未返信の相手への追跡を停止してください。未送信の下書きを再利用し、確認済みの活動で表を更新してください。
フォローアップは短くて十分です。
[氏名]様、下記のチュートリアル案について再度ご連絡しました。予定しているテーマは[承認済みテーマ]です。今後のコンテンツに合うかご判断いただけるよう、1ページの概要をお送りしてもよろしいでしょうか?
Okouステージング環境:同じメールパネルに表示した架空のフォローアップ案。実際の送信や返信ではなく、UIの例です。
メールパネルで確認して送信し、確認後に最終連絡日と次回フォローアップを更新します。断られたら記録を終了し、次回日付を空にします。
この確認手順が機能したら、希望の時刻とタイムゾーンで平日の定期実行を設定するようOkouに頼みます。定期チェックでは返信の要約、下書きの準備、確認済み活動の更新ができ、確認と送信はあなたが行います。設定が完了してから実行が始まります。
ステップ8:確定した情報から概要書・提案書・契約書を作る
相手が興味を示したら、承認済みテンプレートで会話を具体的な提案にまとめます。合意した納品物、掲載先、日程、報酬、支払条件、利用権、独占条件を集めます。
承認済みテンプレートと確認済みの会話内容から、提携提案書と契約書案を作成してください。テンプレートの文言を維持し、合意済みの欄を記入して、不足条件や変更依頼を示してください。両方の下書きを管理表にリンクし、テンプレートのバージョンも記録してください。
練習例では、架空のクリエイターがチュートリアル1本に興味を示していますが、報酬、公開日、利用権は未確定です。OkouはこれらをTo confirmと表示します。下書きのリンクをJ列に追加し、次の行動を「範囲と商業条件を確認」にします。
Okouステージング環境:架空のクリエイター向けの提案書。未確定の条件はTo confirmとなっており、契約は未署名です。
共有前に確認します。変更依頼は承認されるまで既存の承認済み条件と分け、改訂したオファーを過去の約束と照合し、最終資料と確定結果を記録に添付します。
ステップ9:結果を次の検索に生かす
当初の目標である、適切な相手との初回面談に照らしてキャンペーンを振り返ります。提案と契約の進捗は別に追い、会話が進んだ箇所、止まった箇所を見ます。
管理表と確認済み活動を確認してください。重複を除いた連絡人数、実質的な返信、確定した面談、結果を報告してください。根拠がある場合に限り、クリエイターのテーマや形式を比較してください。記録にある理由と推測を分け、次回の検索条件の改善案を出してください。
結果を比較する前に、各グループに同程度の返信期間を確保します。無回答と辞退を区別し、少数の結果を次の試行に役立てます。概要やテンプレートの変更は、担当者の承認後に共有情報へ反映します。
まずは概要1つと候補10人から。根拠を確認し、各人の次の行動を表に記入して、少量の連絡文を準備します。記録が信頼できるようになってから、定期チェックを追加します。
[資料ハブ]を使って[目標]に合う人を探してください。承認済みの条件と不足情報を要約し、出典付きで最大10人を見つけて[管理表]に保存し、確認用の連絡文を準備してください。
よくある質問
AIを使って適切な人を探すにはどうすればよいですか?
目的、求める人物像、選定基準をOkouに伝えます。出典リンクと最近の活動を添えた少人数の候補リストを依頼し、根拠を確認してから検索条件を調整します。
Okouの人物検索ではメールアドレスも見つかりますか?
人物検索は職業上のプロフィールと出典を返しますが、メールアドレスや電話番号は取得しません。確認済みの公開ビジネス連絡先ページ、または利用許可のある連絡先を使ってください。
Google Sheetsで連絡状況を管理するにはどうすればよいですか?
1人につき1行を使い、プロフィール、適合理由、ステータス、最後に確認できた連絡、次回フォロー日、次のアクションを記録します。会話とキャンペーンの背景資料にもリンクを付け、やり取りを追えるようにします。
Okouは初回メールやフォローアップを自動送信しますか?
この手順では、Okouが下書きを作成し、あなたが確認して送信します。定期チェックでは返信の要約やフォローアップの準備ができます。Contactedに変更するのは、送信が確認できてからです。
自分では答えられない質問を受けたらどうすればよいですか?
製品ドキュメント、承認済みのキャンペーン資料、会話履歴をOkouに確認してもらい、出典付きの返信案を依頼します。確認できない内容や、あなたの判断が必要な点は明示してもらいます。
この作業を定期実行できますか?
はい。頻度、時刻、タイムゾーンを指定し、調査やフォローアップの確認を定期実行するようOkouに依頼します。スケジュールの設定後に実行が始まります。この手順ではメールの送信はあなたが行います。










